Q＆Ａ

デリヘルやデリホスを開業する場合、事務所は必ず設ける必要がありますが、

待機所は必ずしも設ける必要はありません。

開業した後で、やはり待機所を設けたいという場合は、変更の手続きを行い、

待機所を追加することになります。

在籍しているコンパニオンの人数にもよりますが、

最初から広めの事務所を借りて高い賃料を支払うよりは、

事務所のみで借りて、初期投資を抑えるのも一つの手段です。

ただし、待機所がないと働きたくないというコンパニオンさんもいらっしゃいますので、

慎重に検討するべきでしょう。

 無店舗型性風俗（デリヘル等）には、お店の名称のような「呼称」があります。

届出をする際にはこの呼称を届出書類に記載しなければいけませんが、

呼称の数に制限はありません。

ですので、 

最初から複数の呼称を届出することもできますし、

開業当時は1つの呼称だったけど、

売り上げが伸びてきたので呼称を2・3個追加したいということもできます。

ただし、管理上呼称の数を制限している管轄警察署もあります。

しかし、これはあくまでも任意（警察署からのお願い）なので、

どうしても呼称をたくさん設けたいという場合は、

担当の職員に相談してみるとよいでしょう。

デリヘルもホテトルも無店舗型性風俗特殊営業となりますが、ホテトルは受付所があり、そこでコンパニオンを指名し、料金を支払いますが、デリヘルは受付所がありません。

受付所を設けて無店舗型性風俗を営業するには規制が厳しく、東京都の場合は台東区千束4丁目の16番～32番、41番～48番以外では営業できません。

ホテヘル＝ホテルヘルスは、店舗型ヘルスの法規制強化により、違法営業を行っていた店舗型ヘルスが警察による一斉摘発で壊滅状態となり誕生しました。

ホテヘルは受付所があり、その受付所でコンパニオンを指名し、料金を支払います。そして、コンパニオンが到着すると、一緒にホテルやレンタルルームに向かう場合と、お客が先にホテルやレンタルルームに向かう場合があります。

現在、東京都では受付所を設けて営業できる場所は、台東区千束4丁目16番～32番、41番～48番のみです。

アダルト動画は「映像送信型性風俗特殊営業」になり、都道府県公安委員会に対して届出をしなければいけません。届出先はアダルト動画を運営する事務所を管轄する警察署です。

アダルト動画を広告する場合などには広告業者から届出をしているのかどうか確認をされますので、届出をしてから営業するようにしましょう。